先日、某住宅建設会社にて衝撃的なニュースがありましたね。
“上司のパワーハラスメントが原因で40代の男性社員が自殺。”
特に衝撃を受けたのは、新年会で賞状ならぬ「症状」を交付され、誹謗中傷を受ける
という、あまりにも幼稚で倫理観の欠いたものでした。
男性社員がどんな思いで働いていたのか、残された遺族の方々の気持ちを
想像すると胸が痛いです。
なぜなら、私も住宅メーカーで注文住宅の営業をしていた経験があるので。
住宅業界 実際パワハラってあるの?
住宅業界は、パワハラがかなり多い業界だと思います。
もちろん、私は何社も経験したわけではない為、全ての会社がそうとは言えませんが
パワハラで苦しんでいる人はかなり多いのではないかと思います。
その理由の一つが「厳しいノルマ」です。
個人に課せられる数字はもちろん、管理職には展示場や営業所単位での数字も
課せられます。
展示場や営業所の数字が足りなければ、その上の者から怒られます。
またその上の人たちにパワハラ気質な人が多いわけで、、、。
営業会社としては当たり前の構造ではあると思うんですけど、必然的に部下へのあたりは
強くなっていきます。自分が怒られたくないからですね。
成績の良い展示場に配属されればまだ良いですが、
不調の展示場に配属された時はもう最悪です。
私の勤めていた会社では月1回全体会議があるのですが、
成績の悪い展示場はさらし者でした。
怒号は飛ぶは人格否定までされるはで、もう地獄でしたね(笑)。
流石に今回のような酷い賞状を渡されるという事はありませんでしたが、
丸めた紙が飛んできたり蹴られたりは全然ありました。
当然、社員の定着率も悪く半年も経たず辞めていく社員も少なくありませんでした。
他にも様々ありましたが、一つにまとめる事が下手なので今後の記事で
まとめていこうかと思います。
これでも昔よりかは良くなってきている方ではあるみたいですが、
それでもパワハラが頻繁に起きているのは事実です。
今後、今回のような悲しい事件が1件でも少なくなっていく事を願っています。
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